手術→入院・・・
50才にもなると誰しも何かしらの疾患はある。
私にも・・・それが1つではなく2つ、3つと。
コロナが蔓延する中、感染症指定病院で手術→入院するのは勇気がいったが医師や看護士を信じて。
できる対策は
①個室に入院
②病室から一歩も出ない
病室にはちゃんとアルコール消毒液があります。
1泊3食付きで6,600円の個室です。
テレビ、冷蔵庫は別料金。
手術は全身麻酔、お腹に3つ穴を空けて内視鏡で行いました。
疾患の内容はお察しください。
まぁ~大したこと無いだろうと思ってましたがそんな事はなくかなり大変な状態になりました。
手術前日に入院し、午後9時以降は何も食べれず・・・
手術当日、10時頃から点滴。点滴の成分を聞くとほぼ水分だとか。
歩いて手術室に行き手術台に仰向けに。
酸素マスクを付けられ、点滴に薬を入れられ・・・13:30手術開始。
次に気付くと手術が終わっていた。
真っ裸だったので手術服を着せられる。
いつ脱がされたのか記憶がない。
看護士さんがやはり心拍数30まで落ちましたと。
先に安静時の心拍数が30台になると言っといて良かった。
覚醒した瞬間から猛烈な吐き気と頭痛、これ酸欠だな、高山病と同じ。
人工呼吸器を外され鼻から酸素吸引、腕には点滴、心電図と呼吸のモニターが胸に、尿道には管が入っている。
吐き気止めを入れてもらう。
内臓は広範囲に痛みがある。鉗子で筋膜、筋肉、臓器が傷付いたからだろう。胸も心臓や肺が痛い。
それより椎間板ヘルニアによる痛みのがひどい。
手術台に長く同じ体勢で寝てたから。
身体に色々付いているのと身体の痛み、全身麻酔の影響で寝返りも打てず、ただただ耐えるのみ。
萎縮性胃炎があるので痛み止めの薬は服用できない。
このまま死んでしまうのか?と思うぐらい苦しかった。
全く寝れずに朝を迎える。
吐き気は無くなったが腰痛と腹部の痛みは継続。
筋力が戻ってきてベッドの柵を持ち寝返りを。
今度は横向きの影響で肩に激痛・・・悶える。
右に左に楽な体勢を探して寝返りを。
手術の翌日は食事無し点滴のみ。
テレビは観る余裕無し、少しスマホを観るぐらい。
丸1日、痛みに耐えた。
何も食べてないが不思議と空腹感は無い。
時々看護士さんが検温、血圧とかを計りに来るが話す余裕は無い。
徐々に痛みが少なくなりベッドにも慣れて腰痛だけは無くなった。
術後2目の朝を迎える。
点滴や他のモニターは外され尿道の管も抜かれる。
抗生剤を入れるからとこれだけ残される。
(後で外される)
身体を起こすのがやっと。
身体を動かすと腹部の痛みがあるから。
ゆっくり起きるあがる。
お昼の食事、41時間ぶり。
腹部の痛みで食べるのがやっと。
夕食、かなり痛みは緩和されたがまだ辛い。
我慢、我慢、我慢。
こうして徐々に痛みとの闘いに勝利していく。
病室食の朝食は少ない。
これが普通の人の食事量なのか?
私は西3階に入院、コロナの患者が運ばれて来るのは東5階の感染症病棟、スタッフを概して感染とかしないかだけが心配だった。
家族の面会も一切禁止、部屋からも出ない、時々看護士、清掃員、回診の医師と会うだけ。
なるべく動いて下さいねと言われるが部屋から出ないし、そもそも歩くのがやっとなんだけど(^.^)
腹部を見てみるとオヘソ周りの内出血がひどい。腹部の左右の2箇所の手術穴からは出血はない。
テープが貼ってありきれいだ。
早く退院したいと思う。